婚約者に先立たれた女性と結婚したら、処女だった、というお話がありました。
そんなうまい話があるのだろうか?(創作なのか!?)
俺「僕のお嫁さんになってください!はい、と言うまで放しません!!」 嫁「は、はいっ!!!」 : 幸せが歩いてきた!
嫁に決めた理由|レス抽出(1件 >>896) - unkar896 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2012/06/16(土) 10:56:05.23
嫁子(当時彼女)は四人姉妹の次女。
屈託のない明るい娘だけど、凛として格好いい面も。
外見は、髪を束ねて、メガネ外して、そのまま大人になったアラレちゃん。
なぜに彼氏がいないのか不思議なくらい。
嫁子実家に招かれて大人数で会食することも何度かあった。
一人暮らしの俺にとっては楽しい時間だった。
今考えると、餌付けされてたのかな?
交際開始して半年後に嫁子が
「大事な話がある。」と俺の部屋に来た。
そこで嫁子の身の上話を聞かされた。
簡単に書くと、
嫁子の婚約者、3年ほど前に急逝。
↓
後追い自殺を考えるほどパニック、精神的疾患。
↓
一年程でようやく立ち直る。
↓
言い寄ってくる男は前彼の指輪で撃退。
↓
ひょんな事から新しい彼氏(俺)と出会い、交際開始。
↓
でも、まだ前彼を忘れられない。忘れたくない。
↓
こんな女でもあなたはいいの?
話し終えると嫁子は号泣。つられて俺も号泣。
嫁子は不思議そうな顔で俺を見る。
前彼の話で泣いてくれた男は俺が初めてだそうだ。
そのまま約10分抱きしめる。
胸に顔を埋めて号泣する嫁子が心の底から愛しくなって、
俺「彼を忘れなくていいから、だから・・・」
嫁「だから・・・?」
俺「僕のお嫁さんになってください。」
嫁「えっ?でも、あの、その・・・」
俺「はい、と言うまで放しません!!」
嫁「はいっ!!!」
その夜、初合体。嫁子は処女でした。
子供の時からドラマや映画で泣いちゃうんだよね俺。
唯一の誤算は、嫁子が剣道有段者だったこと。
棒を持つと表情がアラレちゃんから大魔神に変わる、怖い。
912 : 896です。 : 2012/06/16(土) 18:11:00.05
>>910さん
嫁子から処女だと告白されたのは合体直前だったよ。
プロポーズした時点では考えもしなかった。
婚約していたのだから前彼と経験済みだと早合点していた。
前彼とはキスまでしか進展しなかったそうだ。
その反省(?)から、俺とは早く結ばれたかったんだと。
ちなみに長男(第2子)は前彼の名前をもらった(漢字は違う)。
嫁子は「本当に良いの?」と驚いていたけど、
「前彼がいなかったら嫁子と出会えてない。いわば恩人だ。」
「前彼が俺たちの子供として生まれ変わってきたのかもしれないぞ。」
と説き伏せて命名した。嫁子は感激して号泣していたよ。