モデルのスカウトを演じて、ナンパする方法が紹介されていました。
=紹介というより、事件のニュースですが。
クロージングがレイプであれば犯罪ですが、誠実に対応して交際に発展するなら、出会いの手口として有効でしょうか?
「卑劣極み“スカウト”強姦魔の鬼畜手口 殺し文句は「君みたいな子を…」」:イザ!
卑劣極み“スカウト”強姦魔の鬼畜手口 殺し文句は「君みたいな子を…」
産経新聞 2013/01/12 12:11
殺し文句は「君みたいな子を探していた」。大阪府警に昨年、強姦容疑などで6回逮捕された島谷英児被告(35)=強姦罪などで起訴=は「ブライダルモデル」の勧誘と称して女性を車に連れ込み、次々とわいせつな行為に及んでいた。犯行時間は、派遣会社のマネジャーとして外回りをする合間。「『モデル』と声をかければ、女性がついてきやすい」。逮捕後、こう供述した悪質手口とは-。
■スーツ姿、カタログ、登録ノートまで…
昨年1月12日の夕方。大阪府茨木市のショッピングセンターで、島谷被告は通り過ぎる女性に目を光らせていた。スーツ姿で通行人にはビジネスマンにしか見えない。しばらくして1人の女性に駆け寄っていった。
「結婚式場に勤務している者なんですが…」
女性が立ち止まると、たたみかけるように言葉を投げかけた。
「近くに新しい結婚式場ができるんですが、そこのモデルを探しているんです」
「ウエディングドレスを着てモデルをやりませんか。あなたみたいな子を探していたんです」
狙われたのは買い物帰りの20代の女子大生。島谷被告はベテランのスカウトマンのように、巧みに女子大生を引き込んでいく。そして、女子大生が興味があるようなそぶりをみせた瞬間、「式場まで往復15分ぐらいなので見に行きませんか」と誘い、軽乗用車に乗せた。
島谷被告の犯行準備はこれで終わらなかった。さらに女子大生を信じ込ませるため、こんな小道具まで準備した。
車内で女子大生に見せたのは、ウエディングドレスの写真をはりつけて自作した結婚式場のカタログ。ここから最後の仕上げに。モデル登録のためと称してノートに名前を書かせ、指印を押させた。
ようやく女子大生が変な雰囲気を感じ、いぶかしげに思ったその時。島谷被告はいきなり態度を豹変させた。
今までの話はすべて嘘だったと明かし、「実は今からAVの撮影場所に連れて行こうと思っていた。別に逃げるのは勝手だけど(ノートに押印した)この指紋があるからいくらでも追える」と脅した。おびえた女子大生が必死に拒否するが、「このままで帰れると思ってるのか」と一喝。そして女子大生の体を触るわいせつな行為に及んだ。
■憧れのブライダルモデル…
ブライダルモデルは、ウエディングドレスを着て、結婚式場で模擬挙式を行ったり、写真撮影をしたりする仕事で、若い女性に人気だ。「女の子の憧れ『ブライダルモデル』募集」「新作ドレスを着てみませんか」。ネットに踊るこうした言葉にひかれ、応募する女性も多いという。だが、業界関係者によると、モデルをわざわざ結婚式場のスタッフがスカウトすることは「まずない」。
大阪府内の結婚式場の関係者(30)は「通常はモデル事務所に頼む。それが無理ならブライダル専門学校の学生。それでも無理なら自社のスタッフでまかなう。時間もかかるし、モデルだけスカウトするなんて話は聞いたことがない」と証言する。
しかし、多くの若い女性はこんな実情を知るよしもない。島谷被告も「若い女性に『モデルになりませんか』と声をかけたら警戒心が薄れ、『君みたいな子を探していた』というと、付いてくる子が割といた」などと供述。味をしめた島谷被告は平成23年の初夏から、この手口で犯行を繰り返すようになった。
島谷被告は事件当時、派遣会社のマネジャーをしており、会社の営業車で外回りをしているときに犯行に及んでいた。仕事中に女性を物色しまわっていたとみられ、営業車の座席シートに、犯行時に汚れて会社にばれないよう、ビニールシートまで張る念の入れようだった。
だが、島谷被告の犯行は意外なところから足がつく。府警は、女子大生を勧誘した茨木市のショッピングセンターの防犯カメラの映像から島谷被告を特定。3月、強姦未遂容疑などで逮捕した。
捜査関係者によると、島谷被告がモデルの登録と称して名前を書かせたノートには、20人ほどが名前やニックネームを書き連ねていた。
結局、府警のその後の捜査で、ほかに4人の女性に対しても同様の手口を使って犯行に及んでいたことが判明した。ノートに名前を書いていた全員が被害にあったかは分かっておらず、府警はさらに被害者がいる可能性があるとみて捜査を続けている。
■言い出せない被害
島谷被告が声をかけていたのは、10代後半から20代前半の女性で、「若くておとなしそうな子」を狙っていたという。
被害者の中には、府警が島谷被告の携帯電話に登録されていた番号をたどって初めて、被害を申告した女性もいた。捜査関係者は「性犯罪の被害者は、だまされた自分に落ち度があったかもしれないと思い悩み、警察に被害届を出すことができない人が多い」と指摘。島谷被告の被害者も「だまされて付いていった自分が悪い」と被害を申告できない人が多いとみられる。
こうした実情はデータでも裏付けられている。内閣府が平成17年度から3年ごとに実施している全国調査によると、性暴力を受けた女性のうち、家族も含め、誰かに相談したことがあるのは23年度で28・4%と過去最低だった。相談できなかった理由として「恥ずかしくて誰にも言えなかった」が42人で最も多かったという。
捜査幹部は「まだ1人で思い悩んでいる被害者がいるかもしれない。モデルにとだまして車に連れ込み、指印や名前を書いたことをネタに脅迫するなんて卑劣極まりない」と憤っている。
島谷英児被告(35)=強姦罪などで起訴=は、卑劣極まりないが、悪知恵は働いたんですね?
・若い女性に人気のブライダルモデルで興味を引く
・モデルのスカウトマンを装う
・氏名・連絡先などをゲット
しかし、途中で態度を豹変させて、AVの撮影→レイプという流れはいただけない。
こういう流れでナンパ手法を設計するのではなく、最後まで誠実に接したなら、手間はかかるけど、相手に訴えられずに済む方法も作れるのではないか?
出会いの少ない男性は、島谷英児被告を反面教師として、もっとうまい方法を考えて欲しいものである。
以上、ニュースの感想でした。
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